このお茶は10大銘茶の一つで、緑茶の王とも云われます。
摘採時期は最高品質でもある、春の猴魁茶園が開かれて一番初めに摘まれたものです。猴魁における頭採です。
産区は高山の最良品種、伝統手工を選びました。
さて、お茶好きの皆様にお聞きしたい、、、
本当に心から美味しいと思える猴魁に出合ったことがございますか?
世界でも類のない形状から、目で愉しむ珍茶として親しまれる(誤魔化される)傾向もあり、、、
実はこのお茶、本当に美味しいと思うレベルを見つけ出すことが難しいのです。
厳しいお茶関係者が納得のいくものは、作り手にとっても非常にハードルが高く、様々な希少条件が必要だからなのです。
さてこの度、そのお両方を兼ね備えた逸品を仕入れました。
珍しい形状をした茶葉の楽しさと揺らめき、そして店主が厳選した上品な香気と味わいを多くの皆様に愉しんでいただきたいと存じます。
---淹れかた&愉しみ方---
温めた耐熱グラスに直接、茶葉を立てて入れ、80℃(お好み)のお湯を注いでください。
濃く感じれば、お湯を足しながら調整し、味が出なくなるまでお楽しみいただけます。
また飲み終えた後も、グラスに水を注ぎ茶葉を目でお愉しみください。
---メモ---
見た目は扁平で太平猴魁特有の製茶期に付いた「網目」がしっかり付いています(低級茶葉には見られません)。なんだか愛嬌があっていつまで見ていても飽きません。
豆類を想像させるような上品な香り、控えめながら奥深い甘みのある味わい、蘭花香が絶妙です。