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武夷正岩茶 鉄羅漢

武夷正岩茶 鉄羅漢

テツラカン
【完売御礼】


チャート
鉄羅漢(武夷岩茶)

四大岩茶の1つ「鉄羅漢」です。数ある岩茶の中でも最も古くから存在する茶樹といわれています。また、19世紀頃から薬効(特に冷え性に対して)のあるお茶として好まれてきました。しっかり火入れされたこの茶葉を飲むと確かに茶杯で数杯飲んだだけで汗が吹き出てきます。私の場合はこのような岩茶を飲むと不思議と元気が出てくるので愛飲しています。


味わいは濃厚で少々の甘みと「これぞ岩茶」というべき力強い岩韻を持った正統派の茶葉です。


じっくり、何煎も何煎も時間をかけて飲んであげてください。口に入れるのは少しずつで結構です。煎を重ねるごとに心が静まり、本当の岩茶の素晴らしさが実感できることと思います。


岩茶製茶師人柄がお茶に現れるとよく云われます。上質な茶葉を絶妙なバランスで仕上げた名人技がこの茶葉にも遺憾なく発揮されていますので、ぜひご堪能ください。




岩茶【店主より―かなり岩茶びいきの「本音」―】

何が何でも岩茶なのです!


店主が絶海の孤島に一種類だけ茶葉を持ち込んでいいといわれれば、迷うことなく岩茶を選びます。火のおこし方?それはおいおい考えることにして・・・とにかく何が何でも岩茶なのです!山登りにもよく行きますが、限られた荷物に必ず入れておくのが、やはり数グラムの岩茶。あれこれ迷っても、結局落ち着くのは岩茶なのです。



【岩茶の魅力とは?】

あくまで個人的な意見ですが・・・烏龍茶の中でも岩茶は特別な存在だと思います。他の烏龍茶に比べ香りは控えめでパッとしない印象があります。これは一般的な烏龍茶の尺度で岩茶を評価するからです。


他のお茶は主に鼻や舌でその素晴らしさを実感するものですが、岩茶は少し違います。岩茶は身体全体で感じるものだと思います。


さらに、茶葉にもよりますが、小さな茶壷で淹れますと一回分の茶葉で15煎近く飲めたりします(なかなか経済的)。多くの岩茶は最初の数煎も良いのですが、中盤から特に美味しくなっていくようです。この煎ごとの変化も魅力ですし、個人的には徐々に透明感が増して、トロリとなっていく感じが堪らないのです。

私は半日〜丸一日使って、小さな茶杯でチビリチビリとお湯になるまで飲むのが好きです。茶杯にもほんの少しだけ入れコロリと舌の上で転がします。それは一滴、一滴貴重な黄金のしずくを体内に取り込んでいく感覚です。透明感がありますがエキスはとても濃厚です。煎を重ねるごとに、霧が立ち込める幽玄な世界に引き込まれ、時間の感覚も曖昧になっていくことでしょう。つまりリラックス度No.1のお茶でもあるのです。


【他人には言えないけど、こんなシンプルな飲み方も・・・】

あまり格好の良い飲み方でありませんが、中国ではよく見かける美味しくてめちゃくちゃ簡単な方法をご紹介。


必要なものは耐熱性のコップだけ。そこにかなり少なめの茶葉を入れます。これに熱々の湯を注いで、上から小皿でも厚紙でも良いので蓋をして蒸らします。茶葉が底に沈みだして、湯が程よい色になれば飲み頃です。

普通の淹れ方と比べて、香りはまあまあですが、甘味・エキス感がとても強く感じられるはずです。また、しばらく置いておいても、意外と苦くなりません。お湯がなくなればまた注ぎ足してください。何杯も飲むことが出来ます。

ポイントは100度に近い熱湯と少な目の茶葉です。低い温度では茶葉が沈まず、口に入ってきて飲みづらいです。また、茶葉の量を少なめにするのは、長めの抽出時間で茶湯が濃くなり過ぎないようにするため。そして、数煎分の味を一度に愉しもうと言うわけです。(茶壷で淹れるときは一煎目と二煎目を茶海の中で混ぜ合わせたりしますよね)

ぜひ一度お試しください。一味違う岩茶の魅力に巡り合えるはずです。

※岩茶の産地である武夷山は1999年に世界遺産に登録され、国家重点自然保護区となっています。

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