七年物の武夷岩茶(水仙)です。香りは控えめですが透明感・甘味がすばらしく価格も非常にお買い得となっております。
焙煎も強すぎません。(陳年系のウーロン茶には保存性を重視するあまり焙煎が強すぎるものがとても多いのが残念です。正しい製茶方法と良い条件で保存すれば問題ないと思うのですが・・・)
普段飲みの気軽な日常岩茶としてどうぞ。
【店主お勧め-岩茶の愉しみ方-】
あくまで個人的な意見ですが・・・ウーロン茶の中でも岩茶は特別な存在だと思います。他のウーロン茶に比べ香りは控えめでパッとしない印象があります。これは一般的なウーロン茶の尺度で岩茶を飲む(評価する)からです。
他のお茶は主に鼻や舌でその素晴らしさを実感するものですが、岩茶は少し違います。岩茶は体全体で感じるものだと思います。
さらに、あくまで岩茶の種類にもよると思いますが、小さな茶壷で淹れますと一回分の茶葉でで20煎近く飲めたりします。多くの岩茶は最初の数煎も良いのですが、中盤から特に美味しくなっていくようです【注1】。個人的には徐々に透明感が増してトロリとなっていく感じが堪らないのです。透明感はありますがエキスは濃厚です。このすばらしい岩茶のエキスを体内が吸収しているのが実感できます。そして、岩茶の奥深さを感じます。煎を重ねるごとに時間の感覚も曖昧になってきます。
私は半日〜丸一日使ってチビリチビリとお湯になるまで飲むのが好きです。茶杯にもほんの少しだけ入れコロリと舌の上で転がします。それは一滴、一滴貴重な黄金のしずくを体内に取り込んでいく感覚です。
【注1】:それでも岩茶はそれぞれです。最初からドンドン飛ばし気味で中盤からカクッと失速するタイプ。じわりじわりと加速していくタイプ(このタイプが多いかな?)。少しずつ失速していくタイプやずーっと同じ感じが持続するタイプなど様々です。こうした煎ごとの変化も愉しみの一つです。
※岩茶の産地である武夷山は1999年に世界遺産に登録され、国家重点自然保護区となっています。




カゴを見る |




